悲観論者の傘。セネカの名言をプリントした折りたたみ傘『The Pessimist’s Umbrella』

真夏ですね。いかがお過ごしですか？　東京は梅雨空けしたのか非常に疑わしくなるような天気が続くこの頃です。

THE SCHOOL OF LIFEのショップより。悲観論者の傘。

 

傘の内側にプリントされているのは、雨空としずく、そしてセネカ*の名言。

　What need is there to weep over parts of life? The whole of it calls for tears.

*（ルキウス・アンナエウス・セネカ。紀元前1年頃 – 65年 4月。ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人）Wikipedia

名言（詩）の訳はわたしには難しいので割愛しますが、商品説明によりますと、

ペシミズム（悲観論）とは、すなわち絶望のことではありません。それは最悪を予期することが、苦しみを避けるためのベストな手段であると知る賢明な態度です。この傘は、思慮深くわたしたちをこんな世界から抜け出させてくれるでしょう。苦しみ、喪失、不安そして、行き着くところは、破局。

どういうこと？　怖い。という感じですが、このTHE SCHOOL OF LIFE、こういった世知辛い世の中での生き方（処世術）を教える学校（プロジェクト）でありまして、世界各都市に支部があるという素晴らしいプロジェクトです。ひとことで云うと自己啓発？　あ・こういうと嫌われそう。。

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なお、ロンドン発祥で世界各都市で活動しているということですが、ロンドンやパリ、アムステルダムといったヨーロッパの都市から、テルアビブやソウル、台北といったアジア方面にも展開しながら、アメリカと日本では活動していないようです。何か問題でもあるんでしょうか。

YouTubeでも活発に動画を投稿しており、彼らの詳しい活動もそこでわかります。興味のある方は覗いてみましょう。

 

このTHE SCHOOL OF LIFEで販売しているグッズがどれもデザインが素敵です。書籍やカードゲーム。ぶっちゃけ、この手の商品はうちではあまり売れないんですが、このような商品を当店の売れ筋ですというふうに涼しい顔で陳列しているような洒落たお店になりたいとは常々思っております。そのうち別でご紹介しましょう。

 

この傘、日本円で3,600円くらいと、思ったより高くないのも魅力。個人的には傘は盗まれたり忘れたりしがちなので、高価なものを買いたいとは思いませんが、プレゼントなんかだと喜ばれるかもしれませんね。